【お客様向け】企業サイトにWordPressを導入(発注)するときに見落としがちな注意点

WordPressは、自社で更新できる環境を作れることが最大のメリットですが、導入する際に注意点もあります。

WordPressと静的HTMLで作成することの違いは
WordPressはシステム、ということ

WordPressは、プログラムで動的にページを作る仕組みになっています。
データはデータベースに格納されて、それを読み出してきて表示しています。

使用されているプログラムはPHPで、PHPのバージョンが上がると、それに伴いメンテナンスが必要になります。
WordPress自体と構築に使われている各機能のプログラム(プラグインと呼ばれます)も、バージョンのアップデートがあります。
きちんとメンテナンスしないと、セキュリティが脆くなったり、正しく表示されなくなったりします。

つまり、導入すると、持っているだけで、メンテナンスする必要があるのです。
会社で導入する際は、誰がそれを行うのか決めておく必要があります。

静的HTMLは、サーバーとドメインの費用はかかりますが、マークアップ言語がメインのため
アップデートの作業は頻度が少なく、ほとんど発生しません。
この点が大きく違います。

誰が記事を更新するのか、決まっていますか?

Webサイトも様々なフェーズがあります。大まかには、以下のように大きくしていくのが一般的かと思います。

  1. 名刺・パンフレット代わりのホームページ
  2. ニュース、更新情報、ブログなどを掲載したホームページ
  3. 実績、お客様の声、EC機能などコンテンツや機能を増やしたホームページ
  4. 自社で専門領域に特化したメディアを運用するなど企業ホームページ以外のサイトも運用する

WordPressを導入するタイミングは、2以降の積極的な情報発信のフェーズが適しています。
あなたの会社はこのフェーズに該当するでしょうか?

WordPressで作ることは決まったが、制作段階では、運用担当者が決まっていないケースもあります。
運用が始まるタイミングに合わせて更新担当者も決めましょう。
WordPress上の更新業務は代行できますが、文章のライティングは事業主様側のお仕事となります。

漠然と書くだけでなく、企業にどのようなイメージを持ってもらいたいのか、どのようなテーマについて書くか、どのくらいの頻度で更新するかなども大まかに話し合っておくと良いでしょう。

また、企業の情報発信には責任が伴うため、更新の確認業務のフローを決め、公開して問題ないか上司がチェックする必要があります。
法務を確認フローに入れている会社様もあります。

アトリエースでは、WordPressサイトの制作のご相談を承っております。

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